住宅など2棟全焼 「ストーブから火が出ている」と119番
別府市の会社が運営し、障害がある子どもたちを支援する9つの事業所が、給付金を不正に受け取っていたとして、大分県から事業所の指定を取り消されることになりました。
利用する約160人については、新たな受け入れ先を調整しているということです。
事業所の指定を取り消されるのは、別府市の「創翔の里」が運営する、かぼすの丘荘園など9つの事業所です。
大分県によりますと、これらの事業所は児童福祉法で定められている職員の数を満たしてないのに、出勤簿などを改ざんし、人数を水増しするなどして大分県に報告していました。
そして2022年9月から11月までの間、給付金約3400万円を不正に受け取っていたということです。
指定の取り消しは4月30日付けです。
9つの事業所は、いずれも障害がある子どもを支援する施設で、合わせて約160人が利用しています。
子どもたちについては、他の施設で受け入れてもらえるよう調整が進められています。
会社側は、謝罪した上で「今月31日までには全ての利用者の移行を完了させたい」と話しています。