被災地を買い物で応援 北陸4県の特産品を集めた「大北陸展」始まる 売り上げの一部は義援金に 

2024年02月15日 18:40更新

北陸4県の特産品を集めた物産展が15日から大分市で始まりました。

売り上げの一部は、能登半島地震の被災地に贈られます。

◆TOS梅田雄一郎記者

「会場のあちこちから、いいにおいが漂っています。北陸各県から名産品が集まっているということで、会場には大勢の人が訪れています」

トキハ本店で始まった「大北陸展」。石川など北陸の4県から65店舗が集まり、地酒や料理といった特産品を販売しています。

能登半島地震の被災地からも出店があり、伝統の輪島塗を扱う店も、無事だった商品を集めて販売しています。

こちらは、塩漬けしたカブの間にブリを挟んで、こうじに漬け込んだ石川の郷土料理「かぶら寿し」。

災害に負けず、地元の味を大分まで届けました。

その一方で酒蔵が被災し、出店を取りやめた酒造会社があるなど地震の影響は色濃く出ており、訪れた人たちからは被災地を気遣う声も…。

◆訪れた人

「大分のちょっとした心が大きな力になって地元の方に届いたらいい」

「大北陸展」は20日まで開かれ、売り上げの一部は能登半島地震の義援金として寄付されるということです。

最新のニュース