「福澤諭吉」愛スゴイ中津市民 一万円札の肖像が代わることで大問題が…どうなる「お札せんべい」【大分】

2023年12月11日 15:00更新

2024 年度、一万円札の肖像が福澤諭吉から渋沢栄一に交代します。
通常、紙幣のデザイン変更は約20年に一度とされているが、福澤諭吉は何と史上最長の40年活躍しているんです。
大分県中津市が誇る偉人「福澤諭吉」を讃えつつ、中津市民の福澤諭吉愛をフカボリしてきました。

明治を代表する文化人で慶應義塾の創立者として知られる福澤諭吉。

18歳までを中津で過ごし、その後、国内外でさまざまな学びを重ね「学問のすゝめ」などを著作しました。


 

さらに1984年には聖徳太子に代わり一万円札の顔となり、知名度は一気に頂点へ!
その福澤諭吉の一万円札がなくなっちゃう??


 

惜しむ声が多い中、立ち上がったのが、一万円札として史上最長の40年活躍した福澤諭吉の功績を後世に伝えていく「不滅の福澤プロジェクト」。

例えば駅構内には、JR中津駅全面協力のもと、のぼりや功績を伝える広告を掲示しています。
さらに、お土産コーナーも福澤さんで溢れちゃってます。



 

福澤愛を感じるこんなフォトスポットも。
本の形になっていて、裏面にはあの有名な言葉「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」が刻まれています。


 

さらに、駅のホームでも大きな福澤愛を発見!
電車から降り立ったらすぐにド~ン!と福澤諭吉!


 

なんとビルの上にも巨大な像が!?
福澤諭吉像があるのは ビジネスホテルの屋上。

高さは 約8メートル。
一万円札が発行された年にホテルを建て始めたことから、着工記念にと銅像を建てたんだそう。

駅に行き交う人々を見守ってくれています。


 

一万円札の顔が交代することで お悩み中の中津市民を発見!?

中津マダム曰く、中津市民の手土産の定番に「お札せんべい」というものがあるというんです。


 

その噂の「お札せんべい」を40年程前から作っているのが「溪月堂」。

「お札せんべい」どうなっちゃうんですか…
溪月堂の社長に聞いてみると…

ーー溪月堂 代表 田中秀雄さん
「渋沢さんに代わって、もうやめてしまおうと思ってたんですが…福澤諭吉を残してほしいという声をたくさんいただいて、渋沢さんのせんべいも作って、福澤諭吉先生も残して、聖徳太子のせんべいも作ろうと」

渋沢さんのせんべいもすでに準備は終わり、いつでも販売できるという。
新旧セット販売も!?


 

フカボリしてわかったこと。
一万円札の肖像は代わっても福澤諭吉は不滅です。

(2023年11月25日放送「サタデーパレット」より)

 

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