九重町のホテルに宿泊した4人が食中毒、うち3人からノロウイルス検出 調理師からの2次感染か 

2023年03月06日 18:30更新

九重町のホテルで、料理を食べた4人がノロウイルスによる食中毒になったことが分かりました。

県はホテルに対し、2日間飲食の提供を停止するよう命令しています。

 

◆県 食品・生活衛生課 若松正人課長

「ノロウイルスの食中毒の感染が多くなっているので、きちんと手を洗って調理、盛り付けなどをしてほしい」

 

食中毒が発生したのは、九重町の「ホテル大高原」です。

県によりますと3月2日、病院から「同じ施設に宿泊した2人が嘔吐や下痢の症状で受診している」と保健所に連絡がありました。

 

県が調べたところ、この2人は合わせて4人で2月28日から2泊3日の日程でホテル大高原に宿泊し食事をしていて、全員症状がありました。

このうち、3人からはノロウイルスが検出されたということです。

 

現在は、いずれも快方に向かっています。

 

ホテルの調理師2人からもノロウイルスが検出されていて、調理師から2次感染したとみられるということです。

 

県は、ホテルに対し6日から2日間、飲食の提供を停止するよう命令しています。

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