“31年”の歳月と“310億円”かけ「玉来ダム」完成 来年度から本格運用へ

2022年11月07日 18:30更新

豪雨で何度も洪水被害にあった大分県竹田市に治水対策で建設が進んでいた玉来ダムが完成し、7日、竣工式が行われました。

 

竹田市の玉来川の上流部に建設された玉来ダム。

総事業費は310億円。1991年度の事業開始から31年かけ完成しました。

7日は、地元の住民も含め関係者およそ150人が出席して式典が開かれ、完成を祝ったほか記念碑がお披露目されました。

1982年と1990年の豪雨で大規模な氾濫が起きた玉来川。

2度の水害を受けダムの建設が決まりましたが、完成前の2012年の九州北部豪雨でも洪水が発生し、甚大な被害が出ました。

 

今回、完成した玉来ダムは最大400万トンの水を貯めることができます。

ことし9月に台風14号が接近した際には、水を貯める試験中で早速、効果が見られたということです。

貯水試験は終了しましたが、水漏れなど異常は確認されていません。

 

◆下流域の住民は

「先日の台風の時も、これ(玉来ダム)があったおかげで下流に水が来なかった」

「やっとダムが出来上がってくれてもう安心。これでもう水が出なくなるんだなと一安心、ほっとする」

 

◆竹田市 土居昌弘市長

「玉来川流域のみなさん。 これまで何度も何度も辛い目にあってきたので、今回ダムの完成によって皆さん方の安心、そして安全が守れるようになった」

 

今後、下流の護岸工事などが行われ、来年度から本格的な運用が始まる予定です。

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