街を「アート」で表現 6人の芸術家が描く大分市大南地区

2022年09月14日 17:00更新

9月に入り夏の暑さも落ち着き、秋めいてきました。

 

複数の芸術家が、ある同じ街を見たらいったいどんな作品が生まれるのか?を楽しむ、ちょっとユニークな展覧会をご紹介します!

大分県大分市は、人口減少や少子高齢化が進む地域をアートの力で盛り上げようという「アートレジオン推進事業」を行っています。

 

今回の舞台は大分市の南、大南(だいなん)地区。

 

大分市で活動する6人のアーティストに、この大南地区に足を運んでもらい、その土地からのひらめきで生まれた作品をその土地で展示。作品と地域、両方を味わってもらおうという展覧会が今、行われています。

大分市の河野(こうの)さんに案内していただきました。

 

かつての酒蔵で「陶酔」

 

まずは、戸次本町にある帆足本家さんの酒造蔵。かつて、お酒を作っていた蔵です。

ワイヤーアーティストの沖美希さんによる『陶酔』という作品が展示されています。

 

 

ーー大分市文化振興課 河野隆成さん

「昔、お酒を作っていた職人さんの魂が息づき、人の温もりが溢れるここ酒造蔵で人の悲しみや、喜びを表現しているそうです」 

 

ーーTOS小笠原正典キャスター           

「このワイヤーのうねうねは、悲しみだったり、喜びだったり、人の営みみたいな感じなんですかね?」

 

ーー大分市文化振興課 河野隆成さん

 「そうですね」

 

ここ、帆足本家の酒造蔵には他にもこんな作品が。

かつてお酒を造っていたころの賑やかな声が酒樽から聞こえた!というイラストレーター「のっけむし」さんの作品。

 

 

変わる戸次と変わらない戸次、人と戸次との関わりを表現した山口誠二さんの作品。 

 

 

地区の各所に作品が

 

続いてやってきたのは大南市民センター。

カナさんの大鵬図南図(たいほう となんず)という作品です。空を飛ぶ伝説上の鳥、大鵬から見た現代の大南地区を描いています。

 

写真家、画家の海野幸太郎さんの作品「197-22-10」は、竹中の皆さんの憩いの場、コミュニティカフェたけやにあります。

 

 

海野さんも実際に竹中を歩いて、これらの作品を作りました。

 

判田地区では、子どもたちの作品が公民館に展示されています。

現代美術家の下平千夏さんと一緒に「巨大なあやとり橋」を作りました。

 

地域に伝わる伝説を表現

 

最後は吉野梅園です。

 

ーーTOS小笠原正典キャスター

「ほぼ頂上に当たるところなんですが、ここの作品は?」

 

ーー大分市文化振興課 河野隆成さん

「はい、こちらは画家の芳賀健太さんによる、『NEGAI 時を超えて奇跡を願う』という壁画作品がございます。ここでは、吉野梅園が生まれた伝説の人物とメジロ、そして梅を描きました。この地域に伝わる歴史や伝説を知ってもらいたい、という思いがあるそうです」

 

ーーTOS小笠原正典キャスター

「キレイな作品ですね!この鳥はメジロなんだ!」

 

 

19日まで開催中

 

展覧会だいなんアートコレクション。

大分市の大南地区が各アーティストの視点から個性豊かに表現されていました。

 

 

ーー大分市文化振興課 河野隆成さん

「今回アート作品を通して、大南地区を見るのもいいですし、また逆に大南地区の歴史や文化を通してアート作品を楽しんでいただく、いろいろな楽しみ方をしていただければ嬉しいです !」

 

 

★だいなんアートコレクション★

 8月20日(土)-9月19日(月・祝)

  観覧無料 

 5つの会場で開催中

 

 帆足本家酒造蔵

 9月12日(月)休み 以外 休館などは無し

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