「自転車にはヘルメット」4月から努力義務へ 命を守るために着用を
3月13日から、マスクの着用が個人の判断に委ねられます。
マスク着用に関する街の人の声や県内企業の対応などについてお伝えします。
3月13日から個人の判断に委ねられるマスクの着用ーー
2月「マスクを外すか」について、全国の男女約2000人を対象に行われたアンケートの結果です。
約半数が「引き続き着用する」と答えた一方で、「抵抗なく外す」と答えた人は約1割でした。
残る4割ほどは、周りの様子を伺うとしています。
ーー街行く人は…。
◆男性「年齢が年齢なのでマスクを着用しようと思う」
◆女性「このままずっとするつもりでいます。肺があまり良くないので、苦しいからしたくないけど」
◆女性「初対面の時は、外して会った方がどんな人かわかると思うから外したいと思っているけど、周り次第なのが正直なところです」
◆男性「マスクを買うのにお金がかかるし、マスクを着けていたら肌が荒れる。それが嫌なので自分はすぐに外したいです」
専門家は“脱マスク”について…
◆大分大学医学部 西園晃教授
「外すのは時と場合によってどんどん外していいと思います。感染防御の原点に立ち返って皆さん考えてもらって、その上でこの時には(マスクが)必要だと思えばしたらいいです」
日常的に人が集まる職場の対応も気になるところです。
大分市にあるこちらの会社では、大分県の方針に沿って、13日からは個人判断、4月1日からは原則着用を求めないとしました。
ただ、人が集まる行事や会議では、場所や人数など状況に応じてマスク着用を促すことにしています。
◆オーイーシー総務部 佐々木誠さん
「マスクを外すことで、人と人とのコミュニケーションが深くなり、仕事、対人関係が今までより円滑に豊かになることに心から期待しています」
4月3日は入社式が行われる予定で、式はマスク着用ですが、式のあと、4年ぶりに開かれる懇親会は、ノーマスクとしています。
一方、客との距離が近い美容室では。
◆客
「マスクを着けてる状態だと、美容師が切りにくのではと思う時はあります」
店ではコロナ禍以降、ほとんどの客がマスクを着けたままで、輪郭やメイクが隠れて、髪型をデザインしづらいこともあったそうです。
◆デコル 久保真哉社長
「より良いデザインをつくれたりするので(マスクが)ない方が本当はありがたいけど、安心安全な美容室での時間を過ごしてもらいたいので、客は客の判断にゆだねます。従業員は、店頭で接客する際はマスクを引き続き着用します」
コロナ禍4年目の2023年。
ノーマスクへの動きが進み始め、来週には大きな転機を迎えます。