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スーパーボランティアとして知られる尾畠春夫さんは2022年の元日、由布岳に登っていました。初日の出を前にした尾畠さんにことしの決意を聞きました。
--尾畠さんと登山仲間たち
「万歳!万歳!」
2022年の元日。新たな年を迎えた尾畠さんは登山仲間と共に由布岳からの美しい初日の出を拝んでいました。スーパーボランティアとして知られる尾畠さんは被災地での復興支援以外にも長年、由布岳の登山道整備に取り組んでいます。
そして、毎年元日はその由布岳に登っているんです。
ーー尾畠さん
「自分の足でこの由布岳に登ってきてね、初日の出を拝めるというのは最高に幸せです。ことしで83歳になりますけどね、まだまだ。せいぜい生きてあと50年かなと思っているんですよ」
ことしもパワフルな尾畠さん。その力を分けてもらおうと同じく山に登っていた夫婦が写真を撮ってもらっていました。ことし、大学を受験する息子を励ましたいということです。
ーー登山者の夫婦
「(写真は)すごいお守りになります」
尾畠さんはことしで83歳。さすがに体力の衰えは避けられませんが自分のできる限りの支援を続けていくと初日の出を前に誓っていました。
ーー尾畠さん
「もうね、無理は利きません。こんな風に見えるけど、60歳を過ぎているから…今のはカット(笑)。二度とない人生ですからね、1日でも1分でも1秒でも長生きしてね、何か人様のお役に立たせてもらいたいなと思って」
ーー初日の出に決意する尾畠さん
「ことしも頑張るぞ!ことしもよろしくお願いします!」
尾畠さんの記事はこちらから↓↓↓
元日に由布岳を登った尾畠さん、実は前日の大みそかには知人の鮮魚店を手伝っていました。
自身も鮮魚店を長く営んでいたとあって、手際の良い魚さばきを見せていました。登山の際には疲れの様子が見られ、体力の低下は避けられないものの、”自分ができる範囲の支援を”という気持ちは変わりありません。
こうした尾畠さんの姿勢から、支援の輪がさらに広がっていくことを願っています。
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