津波発生時に土地勘のない観光客などにも分かりやすく 別府市が「海抜表示板」のデザインを変更 大分

2024年04月16日 20:00更新

大分県内でも震度6弱を観測した熊本地震の本震から16日で8年です。

大分県別府市では、観光地ならではの災害への備えも。

別府市が設置している「海抜表示板」です。

津波が発生した際に、土地勘のない観光客などにもスムーズに避難してもらおうとデザインを変更しました。

以前のデザインは、青をベースに海抜や避難場所の名称が日本語と英語で表示されていました。

一方、新しいデザインは、赤、黄色、青で分類することで危険度が分かりやすいように工夫されています。

また、「うみからのたかさ」といった簡単な日本語を使用。

さらに、地名を知らなくても、一目で逃げる方向が分かるようになっています。

別府市内1000か所以上に設置されていて、3月までに、新しいものに全て変えたということです。

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