台風10号被害額 大分県内368億円超 うち道路や河川など約252億円
大分県は3日、台風10号による新たな被害についてを発表しました。
県によりますと、県内での台風のけが人はあわせて3人になりました。
新たに確認されたけが人は佐伯市の10歳未満の小学生男児で、避難の際に冠水で足元が見えず、右足のすねにすり傷をしたということです。
このほか、台風による停電で県東部の養鶏場のニワトリが熱射病になり、およそ4万羽が死ぬ被害も確認されました。
また、3日午後3時の段階での県内の建物被害はあわせて422棟で、このうち住宅は375棟だということです。
住宅被害が最も多く確認されているのは佐伯市で、あわせて140棟です。