台風10号被害額 大分県内368億円超 うち道路や河川など約252億円
台風10号により大分県国東市の安岐ダムで行われた緊急放流での課題を共有する会議が13日、県庁で開かれました。
安岐ダムでの緊急放流ではマニュアルで決められた事前通告が遅れ、県が国東市に謝罪する事態となりました。
こうした中、13日は県内のダムを管理する土木事務所の所長などが参加する会議が県庁で開かれました。
会議では雨の予測の精度など浮き彫りとなった課題を共有したということです。
◆土木建築部 河川課松尾寿一課長
「異常気象での緊急放流はこれから先も避けられないと思っているので、 管理体制の更なる強化に取り組んでいかねば」
県ではダムの管理システムの変更などを検討しているということです。