台風10号被害額 大分県内368億円超 うち道路や河川など約252億円
8月末、台風10号の大雨で住宅が床上浸水の被害にあった大分県国東市の地区で9日、市による消毒作業が行われました。
消毒作業が行われたのは国東市国見町の浦手地区です。
◆浦手地区 藤原和弥区長
「ここにまだ(浸水の跡が)ついている。ここですね、ここまで(水がきた)」
8月末、県内を襲った台風10号の大雨で地区を流れる竹田津川が氾濫、住宅7棟が床上浸水の被害に遭いました。
◆藤原区長
「玄関を見たらうちの玄関ももう水が来ていたのでそれでびっくりして外を見たら道路が川のようになっていた」
浸水した場合細菌やカビなどによる感染症のリスクがあるためきょうは、市の委託を受けた業者が被害にあった住宅に薬剤を散布しました。
住民からは感謝の声が聞かれました。
◆住民の女性
「そりゃ嬉しい、ありがたい。本当にもう感謝、感謝しかない」
◆藤原区長
「虫が湧いたり(などの被害)が不安だったので同じように不安の声を聞いてますから消毒作業をしてくれるのはとてもありがたい」
市によりますと、9日床上浸水の被害にあった10棟すべての住宅で消毒作業が行われたということです。