台風10号 農林水産関連の被害額 約29億円に 最も大きかったのは由布市で約6億8800万円 大分

2024年09月09日 19:10更新

台風10号による大分県内の農林水産関連の被害額がおよそ29億円に上ることが県のまとめでわかりました。

県は8月末に県内を通過した台風10号による農林水産関連の被害状況を発表しました。

県によりますと、9日時点の被害額はおよそ29億3600万円に上っていて被害は姫島村を除く全ての市と町で確認されています。

被害額が最も大きかったのは、由布市で6億8800万円に上っています。

このうち、水田や畑、水路など関連施設の被害が6億7000万円あまりと大半を占めています。

また、およそ5億9000万円の被害が出た国東市では、関連施設に加えて、稲など農作物にも影響が出ています。

県の担当者は「今後も被害額はさらに増える可能性がある」と話しています。

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