東九州自動車道 臼杵IC~津久見IC間 23日昼頃に通行止め解除へ 台風10号で被災
台風10号で由布市湯布院町では川が氾濫し大規模な範囲で冠水が発生、浸水被害などが相次ぎました。
この1週間で復旧は進んでるのか、山路謙成記者が現地からお伝えします。
◆TOS山路謙成記者
宮川が氾濫し、辺り一帯が冠水した地域の釣り堀は、当時、床上浸水の被害に遭いました。
ただ、現在はすでに通常営業されているそうです。
ここからは、釣り堀の運営をされている福田さんにお話を伺います。
福田さん、もうすでに通常営業されているということですが、早期の復旧ができた理由を教えてください。
◆釣り堀フィッシングゆふ 福田ゆう店長
「多くのボランティアの方と、あとは業者の方が入っていただいて、1日で復旧することができました」
お気持ちとしてはいかがですか?
◆釣り堀フィッシングゆふ 福田ゆう店長
「とても嬉しいです。また、週末に向けて、たくさんのお客様に見えていただきたいなと思っております」
ありがとうございます。
このように、もうすでに復旧できているところもあります。
ただ、まだまだ作業が続いているところもあるんですね。
こちらなんですけれども、蕎麦の加工品などを作っています。
ゆふいん蕎麦農場です。現在もホースで水を使って清掃する作業を行っています。
ここからは長谷川さんにお話をお伺いします。よろしくお願いします。
水がどの高さまで上がってきたんですか?
◆ゆふいん蕎麦農場 長谷川義代表理事
「そうですね。この辺まですね」
このラインのあるあたりですね。この高さまで来たということなんですね。
工場内の機械、どういった被害があったんですか?
◆ゆふいん蕎麦農場 長谷川義代表理事
「ほとんどもうダメで、精密機械的なものですので、ちょっと厳しいですね」
全部変えなければいけない状態ですか?
◆ゆふいん蕎麦農場 長谷川義代表理事
「はい」
かなり復旧時間がかかりそうですけれども、どれくらいかかりそうですか。
◆ゆふいん蕎麦農場 長谷川義代表理事
「そうですね。友人が来ていただけるけど、機械のほうはやっぱり1、2年かかるんじゃないかなと」
分かりました。ありがとうございます。
農作物や観光資源に影響が出ている由布市湯布院です。
完全な被害の復旧に向けてはまだまだ時間がかかりそうです。