台風10号直撃から1週間 浸水被害が相次いだ由布市湯布院町の現状は 大分

2024年09月05日 19:50更新

台風10号で由布市湯布院町では川が氾濫し大規模な範囲で冠水が発生、浸水被害などが相次ぎました。

 

この1週間で復旧は進んでるのか、山路謙成記者が現地からお伝えします。

 

 

◆TOS山路謙成記者

 

宮川が氾濫し、辺り一帯が冠水した地域の釣り堀は、当時、床上浸水の被害に遭いました。

 

ただ、現在はすでに通常営業されているそうです。

 

 

ここからは、釣り堀の運営をされている福田さんにお話を伺います。

 

福田さん、もうすでに通常営業されているということですが、早期の復旧ができた理由を教えてください。

 

 

◆釣り堀フィッシングゆふ 福田ゆう店長

 

「多くのボランティアの方と、あとは業者の方が入っていただいて、1日で復旧することができました」

 

 

お気持ちとしてはいかがですか?

 

 

◆釣り堀フィッシングゆふ 福田ゆう店長

 

「とても嬉しいです。また、週末に向けて、たくさんのお客様に見えていただきたいなと思っております」

 

 

ありがとうございます。

 

 

このように、もうすでに復旧できているところもあります。

 

ただ、まだまだ作業が続いているところもあるんですね。

 

 

 

 

 

こちらなんですけれども、蕎麦の加工品などを作っています。

 

ゆふいん蕎麦農場です。現在もホースで水を使って清掃する作業を行っています。

 

 

ここからは長谷川さんにお話をお伺いします。よろしくお願いします。

 

 

水がどの高さまで上がってきたんですか?

 

 

◆ゆふいん蕎麦農場 長谷川義代表理事

 

「そうですね。この辺まですね」

 

 

このラインのあるあたりですね。この高さまで来たということなんですね。

 

 

工場内の機械、どういった被害があったんですか?

 

 

◆ゆふいん蕎麦農場 長谷川義代表理事

 

「ほとんどもうダメで、精密機械的なものですので、ちょっと厳しいですね」

 

 

全部変えなければいけない状態ですか?

 

 

◆ゆふいん蕎麦農場 長谷川義代表理事

 

「はい」

 

 

かなり復旧時間がかかりそうですけれども、どれくらいかかりそうですか。

 

 

◆ゆふいん蕎麦農場 長谷川義代表理事

 

「そうですね。友人が来ていただけるけど、機械のほうはやっぱり1、2年かかるんじゃないかなと」

 

 

分かりました。ありがとうございます。

 

 

 

農作物や観光資源に影響が出ている由布市湯布院です。

 

完全な被害の復旧に向けてはまだまだ時間がかかりそうです。

 

 

 

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