【台風10号】国東市で護岸が崩落 奥には集落が… 大分県内で73軒の床上・床下浸水

2024年08月30日 12:00更新

台風10号は30日朝大分県内に最接近し、午前11時45分時点では県内を通過した見込みです。

台風10号は午前11時の推定で国東市付近をゆっくりとした速さで北東に進んでいるものとみられます。

暴風域はなくなり午前11時45分時点では県内を通過した見込みです。

各地で住宅などの浸水や土砂崩れが相次いでいます。

県によりますと、30日午前7時の時点で、県内ではけが人が2人、4つの市で床上・床下浸水があわせて73軒となっています。

現在、国東市と由布市に警戒レベル5の「緊急安全確保」が出されています。

県内は今後も雨と風が強くなることが予想されていて引き続き警戒が必要です。

◆TOS藤村晃輝記者

国東市の安岐町からお伝えします。

こちら、雨は現在、小康状態で、風はほとんど吹いていません。

私の後ろを流れているのが安岐川です。茶色く濁ってはいますが、水位はそれほど高くない印象です。

こちらでは、台風の影響で川の護岸が大きく崩れました。

途中、寸断された場所がここから確認できるのですが、近所の方によりますと、ここは普段、車が1台通れる車道、そして散歩コースにもなっているということです。

途中で寸断されています。その実際、どれくらい道があったというところなんですが、さらに奥、シルバーの車が見えるのですが、この位置まで道がつながっていたということなんです。

目視ではどうでしょうか。50メートルから60メートルほどあるでしょうか。大規模に崩落しています。

そして、この奥に集落はあるそうなんですが、今のところ、迂回路があるため、孤立はしていないということです。

いずれにせよ、早めの復旧が待たれます。

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