台風10号被害額 大分県内368億円超 うち道路や河川など約252億円
大分県内では一部が台風10号の暴風域に入っていますが、これまでに各地で被害も発生しています。
現在、4つの市に大雨警戒レベル5の「緊急安全確保」が出されています。
台風に接近に伴い、県内では各地で冠水や土砂崩れなどの被害が発生。自治体の避難の情報も出されています。県によりますと、午後5時半時点で、国東市、豊後高田市の全域、由布市と宇佐市の一部地域の合わせて4つの市に警戒レベル5の「緊急安全確保」が出されています。
対象は合わせておよそ4万1000世帯、7万9000人です。また、大分市や中津市など14の市と町の、およそ23万5000世帯、48万1000人に避難指示が出ています。
県内全体で避難者数は午前11時の時点で大分市や別府市など15の市と町で、1006世帯、1530人となっています。
また、停電も発生しています。
九州電力によりますと、午後5半過ぎの段階で県内ではあわせておよそ2900戸が停電しているということです。