東九州自動車道 臼杵IC~津久見IC間 23日昼頃に通行止め解除へ 台風10号で被災
大分県内は現在、一部の地域が暴風域に入っています。
佐伯に中継が出ています。
◆TOS児玉直輝記者
佐伯市蒲江にある元猿海岸です。海岸から少し離れた高さのある場所からお伝えしています。
現在海は非常に荒れていまして先ほどまでは大きな白波が海岸に押し寄せているのが見えていたんですが今は雨やしぶきの影響で視界が真っ白になっていて何も見えなくなっています。
また風と雨も非常に強くなってきていてこちらの蒲江では午前6時2分最大瞬間風速35.8メートルを観測。
時折踏ん張らないと立っていられないような突風が吹いています。
また、午後2時までの24時間雨量は佐伯市内中心部で473.0ミリと観測史上最大で平年の8月1か月間の総雨量の2倍近くになっています。
さらに午後6時ごろには満潮を迎えることもあり今後は高潮などにも一層警戒が必要です。
以上、大分県佐伯市から中継でした。
27日から降り続く雨の影響で 大分市などを流れる大分川は現在、氾濫危険水位になっています。
◆TOS牧野夏佳記者
「別府市の県道11号、別府一の宮線。別府ロープウェイに向かう道路、水があふれて滝のようになっている」
別府市の県道では道路に水があふれて土砂や岩などが流れ込み通行できない状態になっていました。
人的被害も出ています。臼杵市で雨漏りを直そうとしていた44歳の男性が屋根から転落し足首をひねるなどしたほか大分市では80代の女性が風にあおられ転倒し県内では2人がケガをしています。
大分県内は現在、一部地域がすでに暴風域に入っていてあす朝方に最も接近する見込みです。
引き続き、土砂災害や洪水に厳重な警戒が必要です。