宇佐・国東半島の観光振興を目指し 県信用組合とトヨタカローラ大分が協定
大分県・別府観光の名物がおよそ37年の歴史に一旦、幕を閉じました。
「別府海浜砂湯」が31日、大勢の観光客に惜しまれながら営業を終了しました。
◆砂をかける時の声
「重さなど気になる部分、無いですか?」
別府観光の名物の1つ、別府海浜砂湯。
1986年の5月2日、上人ヶ浜公園に開業し、コロナ禍前には毎年5万人以上の観光客が訪れる人気のスポットです。
しかし、これまで以上の賑わい創出に向けて公園のリニューアル工事が行われることになり、砂湯も2022年度いっぱいで一旦、営業を終了することになりました。
最終日の31日は多くの観光客などが詰め掛け、砂に包まれて温まるという独特の体験を満喫していました。
◆砂湯に訪れた客
「残念ですねこんないい所」
「なんか感慨深い、なんかもったいないね」
「最後に来れてよかったなと思ってます」
そんな最終日の様子を感慨深げに見つめる女性、別府市内に住む井村節子さんです。20年以上に渡り、利用者に砂をかける「砂かけさん」として働いていました。
◆元「砂かけさん」井村節子さん
「やっぱり行こうって、最後に見たいなと思ってきた」
「お客様にニコニコしながら砂をかけているのを見ると、いいな楽しいなと思う。」
およそ37年の歴史に一旦幕を閉じた別府海浜砂湯。
公園のリニューアル工事を経て、来年のゴールデンウィーク頃には規模を拡張して再開する予定で、再び別府観光の顔として観光客を出迎えます。