全国から注目の杵築市の牡蠣!プリッとクリーミーな冬の味覚を楽しもう
スーパーや専門店をお得に利用する活用術や親子で楽しめるお店など、便利でトクする生活を楽しもう!という情報をお伝えしている「トク活」。
今回は「朝市の活用術」をテーマに取材!ただ買うだけではない参加型の朝市を取材しました。
午前7時。
佐伯市米水津間越(はざこ)にある「海辺の村交流館」では、8月を除く毎月第3日曜日に「間越の来だんせへ市」という魚の朝市が行われています。
「来(こ)だんせへ」とは…「おいでください」という米水津の方言。
20年ほど前に間越地域の活性化を目的に、定置網をしているメンバーでスタート。
毎月第3日曜日には午前8時30分から「活魚の競り」、午前9時からは「鮮魚の箱売り」が行われ、これが毎回大盛況なんです。
早起きは三文の得⁉ 常連客のテクニック
大分市から5年間通う常連さんに聞くと、「市場の日には朝4時半に起き5時に家を出発する」といいます。
「競りが行われる場所の最前列をキープして運び込まれる魚を入念にチェックする」と話すのは、10年以上のキャリアを持つベテランさん。
皆さんの目的は一つ、最高の魚を最安値で手に入れることなんです!
驚きの価格設定!
魚が入った箱に書かれているのは、100円、300円、1200円…。
実はこれ、「1箱あたり」の値段なんです。
タイ6匹で1200円、アジの箱が300円、カタクチイワシに至っては100円という破格の値段。
「魚屋で買うよりもだいぶ安い」とお店の人も太鼓判を押すほどのお買い得すぎる価格設定です。
競りが始まるまでにお店の人と話してお得情報を聞き出すのもポイントです。
午前7時50分からは加工品の販売が開始。
赤じそで包んだアジの寿司「おかんの魚寿司(300円)」や「アオリイカの炊き込みご飯(300円)」など地元の味が楽しめる品々が並びます。
これらは朝市でしか買えない特別なメニューなんです。
「来だんせへ市」名物 活魚の競り
午前8時30分。
「間越の来だんせへ市」の名物で誰でも参加できる「活魚の競り」がスタート。
ジャンケンで勝ち取る!?「鮮魚の箱売り」
いよいよ午前9時。「鮮魚の箱売り」が始まります。
しかしここでも「来だんせへ市」の名物ならではの驚きのシステムが。
販売方法はなんと...ジャンケン。
最後まで勝ち残った人だけが買うことができるんです。
「来だんせへ市」の名物は、単なる魚市場ではありません。
早朝から集まる人々、独特の販売方法、地元の味...全てが一体となって、この地域ならではの魅力を作り出しているんです。
米水津の人々が「おいでください」と招くこの特別な朝市に、みなさんも参加してみてはいかがでしょうか。
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「ゆ〜わくワイド」毎週(月)〜(金) 16:49〜19:00
火曜18:30頃~は…便利で♪トクする♪生活を「トク活」
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