デザインニットで視線を集める。 #OOTD 1111
日本一のコーヒー職人 こだわりの抽出技術
県内各地でウワサになっていることやお店を取材する特集。今回は1つの道を極めた人達を取材しました。1人目は大分市花高松のお店。コーヒーの香りが漂う店内には、様々な原産地から取り寄せた約10種類の豆が売られています。
実はオーナーの椎原さん、ある分野で日本一を獲得されたそうなのですが、一体何だかわかりますか?
--椎原渉さん「まだまだこれからですけどハンドドリップだけは多分誰にも負けないぐらい多分やってると思いますね」
そう椎原さんは、コーヒーの抽出技術を競う大会で全国の頂点に輝きました。大会では実際に豆を粉砕し制限時間内にコーヒーを抽出し、風味や余韻などが評価対象となります。
--椎原さん「審査基準は多分一番はそのネガティブな嫌なこう要素を出さないようにするっていうのが多分一番の基準だったと思うんですよ。」
「ネガティブ」とは、きつい酸味や渋み、口当たりが悪いことを指します。何度も試行を重ねて大会に臨みました
--椎原さん「どっちかっていうとハンドドリップって技術じゃなくて何回検証したかみたいな経験だけだと思います。1投目の入れる量を変えるだけでだいぶ味が変わるので」
まさに、努力の賜物!そんな日本一の抽出技術。大会審査員からは「ネガティブさを感じない」「飲んだ後、甘みの余韻が長く続いた」と評価されました。
--椎原さん「商品とかをお客様に紹介するときにやっぱコーヒーのことを勉強しないと売れないっていうので、それまではもう全くコーヒーそんな好き嫌いとかじゃなくて飲みたいとか思うことなくて学生時代。」
味を極めにルワンダへ
コーヒーの知識を深めるため、椎原さんはJICAの海外協力隊員としてアフリカ・ルワンダへ。現地の生産者と共に、コーヒーの栽培支援を行いました。
--椎原さん「産地に行って、こういうことをしてるからこういう味になるんだとか。豆を売って終わりじゃなくてお客さんに国のこととか人のこととかもっと深い部分も伝えたらいいなと思って」
深く味わえる、特別な一杯がいただけます。ちなみに2024年4月、大分市中島に2号店がオープン。別府市にある老舗パン屋さん「友永パン」のパンがいただけるなどカフェメニューも充実していますよ。
県内初の「油揚げ」専門店
続いては2023年2月にオープンした県内初の油揚げ専門店。大〜きな油揚げが自慢の一品です。
--姫野信子さん「1日に揚げるのは1000枚から1200枚ぐらい」
実際に揚げたても食べられるそうです。
--姫野信子さん「お店で揚げたて食べていただいたり、揚げたてを食べれる状態にしてテイクアウトしていただいたり」
外側はパリッと、でも中がふわふわでお豆腐独特の優しい旨味がギュッと入ってます。しかし、なぜ油揚げの専門店に?
--姫野信子さん「もう20年以上前に友人からもらってこれを焼いて食べたら絶対美味しいって言われてそれまで油揚げを焼いて食べるとかいうことがなかったんですね。焼いて食べたら本当に感動して、それから毎日食べたんですよ」
こだわりの二度揚げ
この衝撃の美味しさが専門店をオープンするきっかけに。こだわりの味はどうやって生み出されているのか。ポイントは「二度揚げ」です。国産大豆100%の豆の力屋の豆腐、油は一番搾りの菜種油を使用。低温と高温の油で二度揚げすることで風味と旨味を凝縮させています。
まだまだ研究中とのことですが、一度食べれば虜になる、極上の逸品です。
--姫野信子さん「豆腐もそうですし油揚げもそうなんですけど、やっぱり日本の伝統食じゃないですか。こうやって手作りで油揚げを作るっていうところをこれからまだまだうちみたいなところが残していくっていうことができるっていうのが一つこういう今のお仕事の面白さかなと思っています」
自慢のお揚げを使ったお惣菜も充実。店内では、お揚げをたっぷり使ったランチもいただけます(1000円)
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