花とおじさん V O L.15  「ほぐれる」

2022年02月24日 13:00更新

2月19日が二十四節気の「雨水」でした。

雪が雨に変わり、そして張っていた氷も溶けていく…

そんな春の訪れが実感されるようになってくる頃。

とはいえ、今年は大分も寒い日が多くて、

まだまだ春の実感は「うすい」❗️  「雨水」だけに❗️…笑

 

生け手 小原流大分支部 葛城直子さん

 

今週のスタジオのお花は

来週の「桃の節句」を前に、桃が主役です。

 

 

月曜日にはまだ硬いつぼみが多かった桃も

少しづつ柔らかく、大きくなってきました。

ほころびはじめたものも出てきました。

 

 

黄色はキンギョソウとレンギョウ。

 

 

同じ黄色でも

クッキリとした色合いのレンギョウと

柔らかなレモンイエローのキンギョソウでは

ずいぶん印象が違うものです。

 

 

ちょっと反対側からも。

逆光気味のレンギョウ、いい感じ。

黄色の花びらに、LED照明の光が透けてキラキラ感が増しています。

 

 

そして、足下に目を落とすと「フリルレタス」のような葉っぱ。

明るい緑、くっきりとした濃い緑…と、

1枚1枚表情が違って、美しいです!

 

 

二十四節気「雨水」はまた、草木が芽生える頃で、

昔から、農耕の準備を始める目安とされてきました。

そしてもう来週の3月5日は、その次の「啓蟄」。

植物も、動物も、

春の訪れを感じて、少しづつ少しづつ動き出していきます。

 

 

さて、わが家。

オリーブを植え替えました。鉢植えなので、数年に一度必要な作業。

鉢の中の根をほぐしてあげました。

小笠原 正典アナウンサー

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