花とおじさん  V O L.13 日の丸を背負うこと

2022年02月10日 16:00更新

今回いけてくださった成重さんの「花材メモ」には

「日本代表勢に桜が咲きますように」という文字。

 

そうなんです、今、北京冬季オリンピックの真っ只中。連日熱戦が続いています。

 

 生け手 小原流大分支部 成重加代さん

 

今回のスタジオのお花はケイオウザクラ(啓翁桜)に加え

黄色いレンギョウにアンスリウム、アセビで構成されています。

 

 

ピンクの「サクラ」は日本らしさ満開です。

また黄色いレンギョウは元々は中国原産。ですから、まさに今を象徴していますね。

 

 

日本を代表して戦う選手たちにどうぞ幸あれ!

できれば桜咲く結果を期待したいところですが、そうでなくても私たちは拍手を惜しみません。

 

なのに今、アスリートをめぐって、

S N S上でなぜ心無い発言〜バッシングが行われてしまうのでしょうか?

 

国を背負って、プレッシャーと闘い、ライバルたちと競うアスリートに

どうしてリスペクトの気持ちを送れないのでしょうか?

 

 

「花とおじさん」…なので、ここまでにします。

植物たちが精いっぱい伸びていこうとしているのを見ると

誰しもピュアに「頑張って!」という気持ちになりますよね。

 

その気持ちをアスリートにも向けて欲しいなと思います。

スポーツの取材をこれまで多くしてきた「おじさん」の想いです。

 

小笠原 正典アナウンサー

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