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井村友哉リポーターが町の魅力を探す「あの町クエスト」。
今回は佐伯市で、地元の人がおすすめするグルメと、町で見つけた気になる場所を訪ねました。
フェリーの運休後も旧乗り場で営業を続けるレストランの絶品チャンポンと、謎の看板に込められた地域活性化への思いに迫ります。
海の町・佐伯の推しグルメは「ちゃんぽん」
井村リポーターの旅の舞台は佐伯市。
「佐伯といえば海ですよね。おいしい海鮮」と、すっかり海の幸を味わう気満々。
しかし、地元の人に聞き込みをすると、返ってきたのは意外な答えでした。それは「ちゃんぽん」。
「これがもう絶対食べてみてほしい」と強く推薦する一杯をいただくことに。

訪ねたのは「レストラン フェリー」。2018年まで運行していた、高知県と佐伯市を結ぶ「宿毛フェリー」の乗り場の中にあるレストランです。
運ばれてきた「シーフードチャンポン(1150円)」は、食欲をそそるいい香りが立ち上ります。

まずはスープから一口。
どっしりとしたコクがありながら、後味はあっさりと抜けていく不思議な感覚。後からスパイスがピリッと効いてきて、最後に海鮮の風味がふわりと鼻を抜けていきます。

麺はプリプリの食感で、スープとしっかりと絡み合います。箸が止まらないおいしさに、井村リポーターも「たまんない」と夢中になっていました。
「海鮮もいいんですけど、このちゃんぽんね、ぜひ食べてみてほしいです」と、すっかり佐伯ちゃんぽんの虜になったようです。

謎の「個人的観光案内所」
ちゃんぽんでお腹を満たした一行の目に飛び込んできたのは「佐伯個人的観光案内所」という謎の施設の看板でした。
「個人的」とは。気になった井村リポーターは、早速その場所へ向かうことに。

建物の中にいた男性に話を聞きました。
それによるとこの看板は、地域の活性化に取り組む森さんが、2025年に空き家を活用した企画を行った際のイベントのタイトル看板としてつくったものだそう。
「展示が終わったら外そうかなと思ったんですけど、目を引くし、謎感をちょっと出そうかなと思って」と、そのままにしているのだとか。

というわけで実際に個人として観光案内をしてくれるわけではありませんでした。
しかし、この場所は一体何なのでしょうか。
実は空き家を改修し、これから何かを始めたい人が安価にお店などを試せる「チャレンジショップ」として活用する計画があるそうです。
「ここでなんかいろんな飲食とかポップアップイベントなり何かをやってもらって、いろんな人に実験してもらうチャレンジの場にしたい」。

この場所での挑戦をきっかけに佐伯に新しいお店が増えれば、町の活性化につながる。そんな未来への思いが込められていました。
美味しいちゃんぽんと、町の未来を温かく見守る人々の活動。佐伯の新たな魅力を発見する旅となりました。
●レストラン フェリー
佐伯市葛港1-1
0972-22-7811
