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大分県内ではまだまだ暑い日が続いていますが標高が高い九重町の湿原では秋の花が咲き始めています。
◆TOS埜中悠夏記者
「9月になりました。標高およそ1000メートルにある九重町のタデ原湿原では時より涼しい風が吹いています。辺りに目をやるとひと足早く秋の訪れを感じることができます」
こちらは白いひげがあるように見えることから名づけられたシラヒゲソウ。
そして、花びらの模様が夜明けの空に例えられたアケボノソウも。
タデ原湿原では今、秋の花が咲き始めています。
訪れた人たちは湿原に咲く花を見ながら秋の気配を感じていました。
◆日田から訪れた人
「暑いけど風はとっても涼しい」
◆福岡から訪れた人
「素晴らしい。いつ見ても。これから楽しみ、秋が」
タデ原湿原では10月上旬には一面のススキの穂が開き黄金色の秋の景色が広がるということです。

一方、こちらはタデ原湿原とともに国際的に重要な湿地としてラムサール条約に登録されている竹田市久住町の坊ガツル湿原です。
8月、行われたのは春の野焼きに向けた「輪地切り」。周辺の草を刈り、火が燃え広がらないように防火帯を作ります。
◆参加者
「今後もこのきれいな景色を守っていけたらと思う」
「野焼きは」生態系の維持や美しい景観を守るためのものでタデ原湿原でも毎年行われています。しかし、いま農家の減少や高齢化により野焼きなどの保全活動を次世代に引き継ぐことが難しくなっています。
こうした中、タデ原湿原のある九重町で今週末に開催されるのが「全国草原サミット・シンポジウム」。
全国の草原や湿原の現状や課題について議論を深め連携していこうと1995年から始まったもので2026年は全国8つの自治体から関係者が集まります。
九重町での開催は初めてで「未来へつなぐ野焼き文化と草原のめぐみ」をテーマに行われます。

◆九重町 日野康志町長
「いろんな情報共有をしていくというこれからの草原を守るためにも人のつながりは非常に大事なものになると思っている」
初日にはタデ原湿原の探検ツアーも行われ町内の小中学生が自分たちで考えた紹介文や写真を使って参加する子供たちを案内します。
◆案内をする中学生
「自然っていいな、自然って美しいなとかちょっとでいいから自然を大切にする心をもってもらいたい」
◆九重町 日野康志町長
「自然豊かななかで育った子供たちが未来を、この九重町をつないでくれるのではないかと思っている」
草原や湿原が守られる未来へ。
「全国草原サミット・シンポジウム」は5日と6日に開かれます。
