観測史上“最も暑い夏”に 日田と大分で平均気温過去最高更新 市長も危機感「これまでのレベルではない」

2025年09月02日 18:30更新

9月に入ってもまだまだ厳しい暑さが続いています。

 

 

日田と大分ではこの夏の平均気温が過去最高を更新し観測史上も暑い夏となったことが分かりました。

 

 

2日も県内では佐伯で35.2℃を観測するなど9月に入っても厳しい暑さが続いています。

 

 

 

◆女性

 

「(暑さが)こたえる。体に」

 

 

◆男性

 

「暑い。さっき替えのTシャツ買った。(暑さが)盆で終わるのかと思ったら全然終わらないですね、いつまで続くのかわからない」

 

 

気象庁によりますと県内の2025年6月から8月までの平均気温は日田で27.5℃大分で27.4℃となりました。いずれも平年と比べて1.7℃高くなり過去最高だった2024年の平均気温を更新。

 

 

観測史上最も暑い夏になりました。

 

 

また、2025年日田で気温が35度以上の猛暑日を観測したのは現在、全国で最も多い56日です。

 

 

まさに「全国一」の暑さとなっているこの状況に日田市の椋野市長も危機感を示しました。

 

 

 

 

 

◆椋野美智子日田市長

 

「最近の暑さはこれまでのレベルではなく異常と言ってもいいほどの暑さ。(猛暑日の日数は)更新してほしくないが暑さが続くので市民の皆さんには健康に留意してほしい。市としてもできることはやっていく」

 

こうした中、2日も日田では最高気温が35℃となる予想が出たため県内の猛暑日の年間最多記録である57日に並ぶかと思われましたが。

 

 

◆TOS児玉直輝記者

 

「いつもは県内トップクラスの厳しい暑さとなる日田ですが、きょうは曇り空が広がり比較的過ごしやすい1日になっている」

 

 

2日の日田の最高気温は34.3℃と、猛暑日は観測しませんでした。

 

 

一方で、大分地方気象台によりますと3日も県内は暑くなる見込みで日田の最高気温は36℃に達する予想です。

 

 

最新のニュース