大分県庁で退職者への辞令交付式 知事が感謝状渡す 2024年度末は156人が退職
大分県内の高校で女子生徒に同意なくわいせつな行為をしたとされる元教師の男に大分地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
不同意わいせつの罪で有罪判決を受けたのは県立高校の元教師、黒枝勇次被告54歳です。
判決文などによりますと黒枝被告は2023年10月と11月にそれぞれ当時勤務していた高校で1対1の面接練習をした際、女子生徒あわせて2人の胸を服の上から揉むなどした罪に問われています。
大分地裁で開かれた26日の判決公判で北島聖也裁判官は胸を触った行為を「わいせつな行為」だと認めた上で、「教師として生徒の健全な成長や充実した学校生活の実現を担うべき立場でありながら本件犯行に及んでいて、身勝手な意思決定は強い非難に値する」などと指摘。
その上で、「懲戒免職となり一定の社会的制裁を受けた」などとして黒枝被告に懲役2年6か月執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。