天皇皇后両陛下から漁業者に手渡された「イサキの稚魚」など 記念放流 大分
2024年11月に県内で行われた全国豊かな海づくり大会で、天皇皇后両陛下が式典で使用された「お手渡し容器」が県内の高校に寄贈されました。
全国豊かな海づくり大会では、天皇皇后両陛下から県内の漁業関係者にイサキやキジハタなど4種類の稚魚が贈られました。
その際に稚魚を入れていたのが「お手渡し容器」です。
容器はアクリル製で、持ち手や装飾部分は別府竹細工で作られています。
大分市の大分西高校では、式典で多くの生徒が両陛下の介添などを務めたことから、皇后さまがキジハタを手渡した時の容器が14日実行委員会から贈られました。
◆介添えを担当した大分西高校2年 伊藤華咲さん
「ずっと緊張していたが(天皇陛下に)渡してみると、笑顔で『ありがとう』って言ってもらえてうれしい気持ちが一番あった」
また「お手渡し容器」のうち2つは2月上旬まで県庁に展示されています。