毎年恒例 高崎山で「サルの個体数調査」始まる 前の年はC群が山から下りてこない異例の事態に…大分
住宅街や河川敷に現れたイノシシは人を襲いけが人も出ました。
11日午前、大分県大分市の田中町と田尻にイノシシが出没し70代の男女2人がけがをしました。
◆TOS渡辺一平記者
「女性はこの場所でイノシシに襲われた。その後、別の住宅の方へ逃走していったということです」
警察によりますと大分市田中町では11日午前7時10分ごろ70代の女性がゴミ出しをしていたところ、イノシシに襲われました。
イノシシは体長1.5メートルほどで女性は、背中をかまれ、けがをしました。
着ていた服は破れ、背中には赤く痛々しい傷が残っていました。
イノシシは走り去っていったということです。
◆被害にあった女性
「私に向かってきたから顔見たらわー!イノシシやって思って」
「ちょうど草刈り機が立っていたのでそれをこうやって振り回してその刃がイノシシにいったんやろうね、丸い刃が。それで逃げたみたい。怖かった」
イノシシはおよそ1時間後に、およそ2キロ離れた大分市古国府の路上で猟友会などに駆除されたとうことです。
女性がイノシシに襲われたのは大分市の田中町。一方、けさは田尻地区にもイノシシが出没しました。
同じイノシシだったかどうかは分かっていません。
◆TOS児玉直輝記者
「警察によりますと、きょう午前6時30分ごろ大分市田尻の河川敷で川側から、のり面を駆け上がってきたイノシシが歩いていた70代の男性に接触したということです」
男性は足に軽いけがをしたということです。
また、近くの田尻小学校ではイノシシの出没を受けて下校する際には教員が子どもたちに付き添っていました。
大分市は、イノシシが出た時は「急に走り出さず落ち着いてゆっくり離れて欲しい」と注意を呼びかけています。