能登半島地震の被災地をTOS田辺キャスターが現地取材 断水続く中、理髪店の営業続ける男性は
4年前の豪雨で被災した日田市の天ヶ瀬温泉が支援への恩返しをしようと、能登半島地震の被災地に温泉を届け、足湯の提供などを行うことになりました。
日田市の天ヶ瀬温泉は2020年の豪雨で玖珠川が氾濫するなどして甚大な被害が出ました。
その時の支援への恩返しをしようと、今回、温泉街の関係者たちが能登半島地震で被災した石川県に温泉を届け、避難所で足湯の提供などの支援を行うことにしました。
◆旅館ひたや・佐藤龍館主
「天ヶ瀬も被災していろんな人に助けてもらって今、復興していっている状態。天ヶ瀬温泉のお湯で少しでも心と体を休めてもらえたら」
運ぶ温泉の量は約1500リットル。
源泉からお湯をくみ上げた後、車両は出発していきました。
現地には13日に到着し、被災地支援に取り組む市内のNPO法人・リエラと協働してその日から活動を行う予定です。
天ヶ瀬から運ぶ温泉の量は1日分ですが、現地で温泉の提供を受け、入浴支援は2月17日まで続ける予定です。