別府市の新図書館建築工事 入札不成立 予定価格を6億上回る 資材高騰、作業員不足影響か 

2023年10月19日 18:40更新

別府市が計画する新しい図書館の建築工事の入札について、予定価格に対し入札価格が大幅に上回り、不成立となったことが分かりました。
資材高騰の影響などが考えられるということです。

別府市では2026年3月末の開館を目指し、新たな市立図書館の新築工事を計画しています。
本体工事は今年度中の着工を目指していて、市は9月、一般競争入札を実施しました。10月16日の期限までに共同企業体1社の入札があり、入札金額は33億5000万円でした。
しかし、予定価格は約27億5000万円で入札価格が6億円ほど上回り、不成立となったということです。

市では要因として建築資材の高騰や作業員不足などがあるとみて、検証を行った上で再入札することなどを検討しています。

また、資材高騰などの影響は津久見市でも…
ことし6月、応札する業者がおらず、市役所新庁舎の建築工事の入札が不成立に。
当初今年度中としていた着工が困難となりました。

市では工事費用を当初の計画から4億円ほど増額した約40億円とする方針で、来年度の着工を目指しています。

 

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