小学校で漁師などが特別授業「海づくり教室」 水産物の魅力や担い手不足の現状伝える 大分
別府市の小学校で5日、落語を通じて海の大切さを学ぶユニークな出前授業が行われました。
◆落語家 立川こしらさん
「あれ、あんなとこにゴミが落ちてる。冗談じゃないね。人間が捨てたんだ、このゴミを。しょうがない、拾ってやろう」
別府市の春木川小学校で開かれた落語家による出前授業。
これは来年11月に県内で開催される「全国豊かな海づくり大会」の関連行事として行われました。
落語家の立川こしらさんが披露したのは「ごみ捨てガニ」という話。
海岸のごみを拾うカニが空き缶をポイ捨てする小学生などに腹を立て、集めたごみをまき散らしてしまうというストーリーです。
◆児童
「おもしろいし、ちゃんと豊かな海にするとかが伝わっていてすごいと思った」
「これからはゴミをみつけたら、すぐ拾ってゴミ箱に捨てようと思いました」
「今度からごみとか捨てずに、よい環境のまま(残したい)」
春木川小学校は11月4日に別府市内で行われる稚魚の放流行事にも参加するということです。