杵築の歴史と新しさを感じる「杵築今昔旅物語」 ドライフラワーの髪飾りの魅力
7月5日〜7日に県内の夏祭りのトップをきって行われる大分市の「長浜さま」。
その長浜さまの名物といえば「おみか餅」。枝に赤、黄色、緑の餅を飾り付け、無病息災を祈る縁起物です。
昔、おみかという女性が病気が治ったお礼に餅を奉納したのが始まりと言われています。さて、このおみか餅どうやって作られているかご存知でしょうか。
6月22日、朝6時。神社のすぐ裏にある「あきよし餅饅頭店」に地元の方が集まりました。皆さんは餅を棒状に伸ばし手際よく切っていきます。
そして神社に運んだのち、さらに続々と集まった有志の皆さん約40人が枝に餅を付けていくのです。幅広い年代の方々が境内に集まり、祭りに向けて一丸となっている光景を見て、なんだか懐かしい気持ちになりました。
「無病息災を祈って」「長浜の伝統文化を絶やしたくない」「子供達に伝えていきたい」という地元の方々それぞれの想いも込められたおみか餅、是非長浜さま当日手に取ってみてください。