秋のやまなみハイウェイと雄大な景色を貸切バスで「やまなみ周遊バス」。
スーパーや専⾨店のおトクな活⽤術「トク活」のコーナー。
今回のテーマは「おはぎ・まんじゅうの人気店活用法」。
おはぎやまんじゅうはもちろん、そのほかの魅力も詰まった大分県内のお店を取材しました。
「おはぎ」の文字が目立つ外観に秘められた人気の理由
国東市の国道213号沿いに佇む「ベストマート国東店」。
一見すると普通のコンビニのようですが、店の外観には「おはぎ」の文字が大きく掲げられています。
「ここのおはぎは有名ですよ。あんこがたっぷり入っていておいしいですね」と話すのは買い物客のお一人。
その評判のおはぎを作っているのが、店主の吉﨑三代子さん、通称「みよちゃん」です。
みよちゃんによると元々はコンビニエンスストアでしたが、おはぎが人気になりいつしか専門店のような形になったということ。
-みよちゃん
「以前はお弁当がメインでしたけどね。おはぎがすごく売れだしてお彼岸の時期なんかは1週間で何千個も出るんです」
人気の秘密は北海道産の小豆を使った自家製あんこと独自の製法にあります。
―みよちゃん
「6対4でもち米とうるち米を混ぜて砂糖を加えてもち米を粗めにつくんです。そうすると次の日まで柔らかさが保てるんですよ」
企業秘密を明かしてくれました。
おはぎの他にもお弁当も人気です。
特に「自家製とり天弁当(450円)」はオリジナルの味付けをした鶏の胸肉を使用していて、それだけを買いに来る常連客もいるほど人気なんだそうです。
さらに!みよちゃんの子供の頃の思い出が詰まった「よなべかりんとう」も人気商品の一つです。
「甘酒まんじゅう」と「お寿司」が共存する老舗
大分市のJR坂ノ市駅から徒歩3分のところにある「ふじのや」は1954年創業の老舗。
店頭には「おまんじゅう」の文字が大きく掲げられていますが、実はメニューの半分以上がお寿司なんです。
―ふじのや 川村景さん
「おまんじゅう店として始めて、その10年後ぐらいからお寿司も提供するようになりました」
午前中はショーケースに商品を陳列していますが、午後からは注文を受けてから作るスタイルをとっています。
出来立ての「甘酒まんじゅう(100円)」はふわっとした甘酒の香りとあんこの甘さが絶妙です。
一方、お寿司メニューの中で特に目を引くのが「すし弁当(720円)」です。
―ふじのや 川村景さん
「初めていらした方におすすめの商品です。巻き寿司が2つ、いなり寿司が2つ、さかな寿司が2つ、それにおはぎが1つ入っています。いろいろな味が楽しめるんですよ」
中でも「さかな寿司」は昔から地元で親しまれてきた一品。酢で締めた魚を使った寿司でファンも多いそう。
2つのお店が地域の人々に愛され続ける秘訣は、伝統を守りながらも新しい挑戦を恐れない姿勢にあるのかもしれません。
地元の人々のお腹と心を満たし続ける2店舗の今後に注目です。
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