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大分県大分市中心部の商店街が、【仮想空間=メタバース】を活用した、新しい取り組みを23日から始めました。
目指すは世界中から客が訪れる商店街です。
大分市中心部にある府内五番街商店街。
そこで23日から始まったのが…。
◆府内五番街商店街振興組合 藤井俊之副理事長
「思ったよりもリアルにできてちょっとびっくりしている」
商店街を【3Dで再現】した、その名もメタバース商店街。
VRゴーグルやパソコンを通して、仮想空間の商店街を巡ることができます。
◆TOS野島亜樹キャスター
「実際に見たことのある景色がこの世界の中に広がっています。すごいリアルに再現されています」
コロナ禍で厳しい状況が続く中、復活に向けた起爆剤にしようと、中小企業庁の事業の補助金を活用して製作しました。
パソコンに専用のアプリをダウンロードすれば世界中どこからでも仮想空間に作られた商店街を訪れることができます。
府内五番街は、これまでも、アバター技術を活用した買い物の実証実験など、先進的な取り組みに挑戦しています。
今後はメタバース商店街で、各店の商品を購入できるようにしていきたいとしています。
◆府内五番街商店街振興組合 藤井俊之副理事長
「実際に、このメタバース空間の中で、各お店の商品が売れるような形になると、海外の人が、普段来ないような人たちが訪れてくれて、世界にも発信できるメリットがあるかなと思います」
世界中の人をターゲットにしようと意気込む府内五番街のメタバース商店街。
1月29日まで開設された後、改良を行い、4月以降常設で開設する予定だということです。
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