減少する“海の森” 豊かな海の象徴を守る漁師たち「自分らで守るんだという意識をみんなで持った」大分
【閲覧注意】
ここからは虫嫌いな人にはショッキングな写真を掲載しています。虫が苦手という人はそっと他の記事にご移動ください。
我こそはゲジゲジフリーク!おろちんゆーです。という人は引き続きご覧ください。
無事に極楽浄土に辿り着いた後、今度は写真を撮るため地獄に再入場しました。
なんだろう・・・。誰もいないはずなのに生き物の気配がする・・・。
ライトを消して、天井に垂れ下がる白熱球の灯りをたよりに足を進めました。
そして、地獄道に差し掛かったところで、バサバサバサと大きな音がして、何かが近づいてきます。
目の前を横ぎったのは、羽を持った20センチほどの生物。
あまりの恐怖に「ひぃいい」と音にならない悲鳴が上がりました。それでも、すぐにシャッターを切ったのは流石だと自分を褒めてあげたくなりましたが、残念ながら何も写っていませんでした。なんだったのでしょうか。
心臓のドキドキが止まらないまま、地獄道に足を向けると何かがいます。
それは、天井から垂れ下がる10センチほどの黒いかたまり。
”こうもり”です。市街地でも夕方に羽ばたいている姿を見かけますが、洞窟で見つけると特別感がありますね。
慎重にそばを通り抜けましたが、動く様子はありませんでした。
そして、再び血の池地獄に到着。
しかし、目的のゲジゲジたちの姿がありません。
どこにいったのか探そうと、天井に向けライトを照らすと・・・。カサカサカサカサと蠢く蟲。
いるじゃんいっぱい。暗くて見えていないだけでした。灯りを当てると活発に動き出すみたいです。何度見ても気持ち悪いですね。
地獄ではない、大地獄だ!
最後は1周目で怖気付いて立ち寄らなかった場所に挑戦しました。三途の川で亡者の衣服を剥ぎ取るという老婆の鬼”奪衣婆”のそばにある「胎内くぐり」です。
地獄道から出口付近に繋がっている腰ほどの高さの横穴で、出口に近づくにつれ狭くなっているため、相当な覚悟がないと進めない肝試しスポットになっています。
決意を固め、ぬかるんだ地面を四つん這いになりながら進むと三度目となるやつらとの攻防が!
天井に待ち構える敵勢力!
そして、そっと視線を逸らし、地面に向けると飛び跳ねるゲジゲジじゃない何か。
狭い!暗い!虫だらけ!まさに地獄なり!泥に塗れながらも無心で胎内を潜り抜けました。
怖い思いをした分、1年間の厄を洗い流せているといいなと思いました。
地獄極楽は貴重な文化遺産
楽しいレクレーションが体験できる地獄極楽。
実は地元のみなさんが大切に管理されていて、拝観料100円は遺跡の維持に役立てられているそうです。
2023年。”地獄極楽”であの世を体験して気持ちを新たにしてみてはいかがでしょうか。
最後に、洞窟の中を丸ごと切り取ったVR映像もぜひご覧ください。あちこちに潜むゲジゲジたちの姿も探してみてください。
動画はこちらから