「まるでブドウ」ゆ~わく三姉妹のオハナ日記 021

2022年09月05日 11:00更新

ゆ~わくワイドのスタジオのお花をご紹介している ゆ~わく三姉妹のオハナ日記

 

今回の担当は、ゆ~わく三姉妹 次女・和田綾香です。

 

あんなに暑かった毎日でしたが、最近は朝晩になると気持ちの良い風が吹くことも多くなりましたね。少しずつ季節の移り変わりを感じている今日この頃です。

さて!今週のお花はこちら。

 

生け手 小原流大分支部 田中 摘香 さん 

 

秋口に咲く、季節を感じる植物が勢ぞろいている作品です。

いつも、お花の先生方は生けたお花の種類や作品に込めた思いをメモで残してくださるんですが今回のメモには大きく「秋はそこまで!!」と書かれていました。

 

そうですよね。秋はもうすぐそこまで来ています。もう9月ですしね。生け手の田中さんの気持ちがとてもよく伝わってきました。

 

 

中央には、華やかなユリ。どんどんと蕾が開いてきています。花言葉は「清楚」「陽気」など。作品を一気に豪華に、華やかにしてくれる天才です。

 

おおきく広がるその姿が、秋の夜に輝く満月のよう。涼し気な明るさ…とでも言いましょうか。品格のある輝きを感じます。

 

 

中央にいけられているのはリンドウ。白と濃いピンクが混ざったようなマーブル具合が可愛らしいです。私は、リンドウというと青紫系のイメージがありましたが、最近はこういう色も多いんだそうです。

 

 

そして、まるでブドウの実のようなこちらは、ヨウシュヤマゴボウ。牛蒡の仲間…ではないんですが、根っこが太く、牛蒡のようなので、この名前がついたとも言われています。

 

でも、その根っこには毒があるため食べられないんだそう。葉も有毒とのことなので注意が必要です。あ~、見ていたらブドウが食べたくなりました。今の気分は…デラウェアかな。

 

 

 

艶の良い緑の葉は、タイザンボク。実のようなものも見つけました…

 

鋭い葉はトビシャガ。…初めて聞く名前でした。調べてみると、アヤメ科の植物だそうで。5-6月頃にお花を咲かせるそうですよ。その姿も見てみたいものです。

 

次の担当は三女・小西綾音アナです。お楽しみに! 

 

「オハナ日記」の「オハナ」には、生け花の「お花」という意味と、ハワイ語の「Ohana(オハナ):家族」という意味を込めています。

ゆ~わくファミリー3姉妹(田中・和田・小西)のそれぞれの感性で引き続きお届けしていきます。ぜひお楽しみください。

 

 

和田 綾香アナウンサー

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