ぜひGETしたい今シーズンのトレンドアイテム。 #OOTD 1120
冬本番。
寒い日が続き、あったかくて美味しいものが恋しい毎日。
そんな皆さんに、日田市から長年愛され続ける居酒屋さんの看板メニューと美味しいお酒をご紹介します。
90年間愛され続ける居酒屋
お邪魔したのは、日田市隈地域にお店を構えて90年の「たこ万 本店」。
お仕事帰りの皆さんをはじめ、地元の人たちに愛されている居酒屋さんです。
一歩中に入れば、一日の疲れがふーっと抜けていくような心地よさ。
たこ万本店の看板メニューは・・・
寒い日に食べたくなる「おでんの盛り合わせ」です。
この日はタケノコ、厚揚げ、糸こんにゃく、餅巾着、タマゴ。
珍しいのは豚バラ。
豚バラ肉を串にして刺したもので、角煮風に味付けをしてさらにおでんの出汁で炊いているんだとか。
ーーたこ万本店3代目 杉森修さん
「おでんの具材で牛すじというのは昔からあるんですけど、ちょっといろんな商品を試してみたくて、豚バラを入れてみたら、案外とおいしかったので商品化しました。」
他にもタケノコ、レンコンなどおでんには少し珍しい具材が多くあります。
他にも珍しいおでんの具が・・・
珍しいといえば…こちらのお店ではほとんどの人が頼むというこんな具材も。
ーー杉森さん
「秋から春にかけて「春菊」が沢山なるんですけど、うちは鍋でおでんを提供しているんで春菊もおいしいかと思って、うちの先代が始めたんですよ。」
出汁をちょっと沸騰させたところに、春菊をサッとくぐらせて食べます。
一口食べると、出汁の味が春菊の香りと一緒に広がります。
出汁は、鰹節、こんぶ、干しシイタケ、鶏がらなどでとっていて、創業以来つぎ足しながら作り続けているものです。
ご主人によると「見た目は黒いけど、けっこうあっさり」とのこと。
おでんのお供に日田の地酒を
寒い季節におでんと一緒に飲みたいのが、やっぱり熱燗ですよね。
たこ万本店では、日田の地酒を扱っていて、おいしいお酒も食事と一緒に味わうことができます。
日田にある3つの酒蔵のお酒は、どれをとってもおでんにピッタリです。
今回は井上酒造の「角の井」をチョイス。
やはりおでんと熱燗の相性は最高です。
100年企業を目指して
美味しい料理とお酒が満喫できる創業90年のたこ万本店。
歴史を守るご主人は3代目です。
先代のお父さんから受け継いで35年の月日が経ちました。
ーー杉森さん
「まあなかなか長時間ですね、お客様が一緒に歓談できるということが少なくなっていていくと思うんですよね。
ただ少しの時間でも たこ万に行きたいな、たこ万でおでんを食べてお酒飲んで癒されたいなと思えるような、お客様にとって必要な店であり続けるということが私にとってこれからの課題かなと感じております。
100年企業を目指して頑張っていきます。」
たこ万本店は、長年たくさんの方に愛されている、心も体もあたたまるお店でした。
たこ万本店
住所:日田市隈2丁目8-5
tel:0973-22-4411