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由布市から芸術に関する話題をご紹介。
由布院駅内にある由布院駅アートホールで開催中の⽔彩画展、東勝吉さん⾥帰り展についてお伝えします。
東勝吉さんを皆さんはご存知でしょうか。
実は東勝吉さんは、画家ではなく、若い頃から⼭の⽊を切り出す仕事をしていた職⼈さんなんです。
⽔彩画を描き始めたのは由布市の特別養護⽼⼈ホームに⼊所していた83歳から。
2007年に99歳で亡くなるまで100点を超える作品を残しています。
東さんの⽔彩画は、シンプルで⼒強い筆遣いで切り絵を思わせる独特のタッチが特徴です。
またほのぼのとした素朴な味わいも魅⼒の⼀つです。
その絵が、東京都美術学芸員の⽬に留まったことがきっかけで今年7⽉から10⽉まで東京美術館で⾏われた企画展『Walls&Bridges 世界にふれる、世界を⽣きる』の中で、国内外の5⼈の作家の1⼈として、35点の⽔彩画が展⽰されました。
先々⽉まで東京で展⽰されていたことから、今回の水彩画展が『⾥帰り展』というタイトルになったんだそう。
東京でも評価の⾼かった東さんの作品を、今回、東京から戻ってきたばかりの作品と合わせ、およそ35点の作品を展⽰しています。
なお、開催期間は今⽉26⽇まで、⼊館は無料となっています。
この機会に由布院駅内『ゆふいんアートホール』でこころ温まる東勝吉さんの作品をご覧になってみては?