ラグビー・九州電力キューデンヴォルテクスが大分市で合宿
※2021年9月に取材したものです。
今回の記事は豊後大野市ふるさと大使の藤村晃輝がお伝えする。
取材したのは東京オリンピックカヌースラロームの日本代表で豊後大野市のふるさと大使を務める矢澤亜季選手。
激流を下りながら、ゲートを通過する技術、タイムを競うこの競技で矢澤選手は、リオに続き2大会連続のオリンピック出場。
惜しくも決勝進出はならなかったが東京の地で躍動した。
――矢澤選手
「1人の選手として日本代表として競技をする上でたくさんの人にカヌースラロームっていうスポーツを見てもらえたんじゃないかなという風に思っています」
大会を終え、ゆったりと2週間のオフを過ごしたという矢澤選手。
いよいよトレーニング再開、だが…
――矢澤選手
「現実が待っているので結構怖いです」
藤村)どういうことですか?
――矢澤選手
「休みの2週間終えちゃうと非現実的な生活を2週間終えたあとの現実に戻るって、ちょっと怖くないですか?笑」
藤村)あるあるですね…
そんな矢澤選手が、あらたなスタートの場に選んだのがふるさと大使を務める豊後大野市のリバーパーク犬飼。
2008年、大分国体の際、日本代表のコーチを務める山中さんが、このコースを気に入ったことがきっかけで矢澤選手も5年前から毎年のようにここを訪れている。
環境の良さについては、日本代表の、ハネタクこと羽根田卓也選手も、こう語るほど。
――羽根田選手
「こういう場所があればこれから我々の海外遠征も減っていくぐらいすごく良い環境」
矢澤選手も東京オリンピック事前合宿の際、ふるさと大使として練習場だけではなく豊後大野市の魅力を全力でPRしてくれた。
――矢澤選手
「練習もしっかりできるし自分のリラックスの時間も取れるしっていう意味ではすごく環境が整っている」
矢澤選手は豊後大野市で、いや大分県でカヌーの魅力を広めるためにある壮大な計画を考えているそうだ…
――矢澤選手
「私は原尻の滝とかすごい好きなので、私が勝手に考えてるいいなっていう案としてはまずは川ではなくて(原尻の滝の)道の駅なんかで大っきいプールなんかを用意してそこで乗ってもらうカヌー体験というイベントを開催できれば」
藤村)
川野市長聞きましたか?道の駅に大きなプールという案が出ております。
――矢澤選手
「よろしくお願いします。笑」
ふるさと大使として豊後大野市の魅力を発信するのはもちろん!
選手として目指すのは、当然3年後のパリオリンピック。
――矢澤選手
「今は目の前にある大会に1つ1つ自分の目標を達成していければいいなっていう風に思っています」
【2021年9月取材】