街中のストリートピアノ 弾いているのはどんな人? 1日密着してみると様々な出会いが 大分

2026年08月11日 11:10更新

街中で音楽に親しむことができるストリートピアノ。見かけたことがある人も多いのではないだろうか。

 

ストリートピアノはJR大分駅内の商業施設・アミュプラザおおいた(大分市)にも設置されている。

 

 

どんな人たちが弾いているのか、1日密着取材してみた。

 

 

 

 

取材したのは7月26日の日曜日。ストリートピアノが演奏できるのは毎日午前11時30分から。

 

 

カバーが外されて約15分後、この日最初の演奏者がピアノの前に。

 

 

やってきたのは小学生。少し緊張した様子だ。それもそのはず、この日がストリートピアノデビューだったそうで…。

 

 

◆ストリートピアノデビューした小学生

 

「通るたびにちょっと弾いてみたかった」

 

 

 

ピアノが置かれているのは大分駅の改札近く。移動する際に立ち寄って演奏する人も多くいる。午後0時45分ごろには浴衣姿の中学生が演奏。

 

 

大好きだというMrs.GREEN APPLE(ミセス・グリーンアップル)の曲を奏でた。これから友達2人と別府市の花火大会に行くそうだ。

 

 

ストリートピアノは2024年からこの場所に設置され、2026年3月にカラフルにラッピングされた2代目が置かれた。ヤマハ製で「音がいい」と評判だそうだ。

 

 

 

午後1時15分ごろに演奏したのは宮崎県延岡市からやってきた23歳の男性。ピアノの音を気に入り、休みの日に通っているという。

 

 

◆宮崎県延岡市から来た男性

 

「暇であれば毎週きている。(ピアノは)中2ぐらいから独学で始めた」

 

 

午後1時40分ごろ、白杖を持つ17歳の男性がピアノへ。視力はほとんどなく盲学校に通っていて、月に1回ほど、このピアノで演奏を楽しんでいるという。

 

 

◆盲学校の生徒

 

「弾いてみてちょっとうれしい感じ。明るい曲を弾いた」

 

 

子どもから大人まで多くの人がピアノに触れたり、曲を奏でたりしていた。

 

 

 

利用終了の約1時間前の午後5時20分ごろ、楽譜を置いて演奏する女性が。60歳を迎えた数年前、約40年ぶりにピアノ演奏を再開したという。

 

◆ピアノ演奏を再開した女性

 

「シニアになって何かやりたいなと、音楽が好きだったのでまたピアノ始めた」

 

 

終了まで約30分となった午後6時ごろ。訪れたのはストリートピアノなどで活動しているというピアニスト。

 

 

大分が作曲家の瀧廉太郎のゆかりの地であることなどを踏まえ、「クラシックの原点の町でもある。どんどんこういう文化を発展させてほしい」と話していた。

 

 

 

 

 

午後6時30分となり、ピアノにカバーがかけられた。

 

 

この日は30人以上が鍵盤に触れたり、演奏したりする姿が見られた。

 

 

設置しているJR大分シティでは「幅広い年齢の方に愛していただいている。地域の活性化につながっていければ」と話している。

 

 

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