大型書店で夜の“無人営業”始まる 24時間利用可能に 書店減少する中「新たな客層を掘り起こしたい」

2026年06月02日 12:10更新

大分県大分市にある書店が1日から24時間営業を始めました。

 

 

書店を取り巻く環境が厳しさを増す中、打って出た書店の狙いとは…。

 

 

24時間営業を始めたのは大分市にある「明屋書店 高城店」です。こちらの店舗の通常の営業時間は午前10時から午後10時。

 

 

1日からはこれに加え午後10時から翌朝10時まで、無人で営業します。

 

 

 

◆TOS甲斐菜々子記者

 

「無人営業の時間はドアが閉まっているんですがこちらに設置されたQRコードをスマートフォンで読み取ると、このようにドアが開いて入店することができます」

 

 

購入できるのは書籍や文房具、そして雑貨。

 

 

会計はセルフレジで行い現金やクレジットカードのほか電子マネーも一部利用することができます。

 

 

◆利用客

 

「時間関係なく本屋に寄れるのは便利になる」

 

 

明屋書店では24時間営業をすでに愛媛県などで始めていて高城店が4店舗目です。

 

 

それでは、なぜ営業時間を24時間に拡大したのか。狙いは新たな層の掘り起こしです。

 

 

 

 

 

◆明屋書店取締役 中島宣晃さん

 

「学校や仕事の行き帰りでお客さんに使ってもらえるような利便性の高い書店を目指して今回導入した」

 

 

インターネットの普及などで取り巻く環境が厳しい書店。県内の店舗数は2015年の144店から、2025年は105店舗に減っています。本離れが指摘される中、明屋書店では24時間営業にすることで昼間は立ち寄ることが難しい人などを書店に呼び込みたい考えです。

 

 

◆明屋書店 取締役中島 宣晃さん

 

「一番はお客さんに時間を気にせず書店に来てもらって本に触れてもらうというところが目的。結果的にそれが売り上げに繋がれば非常に嬉しい」

 

 

明屋書店では「今後、夜間の来店頻度などを分析しながら他の店舗への展開を検討したい」としています。

 

 

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