「臼杵酔いブリ」や絶品惣菜の老舗鮮魚店&“宝の山”リサイクルショップを探訪 大分

2025年12月26日 12:00更新

2025年最後の"さんぽちゅ~"で訪れた大分市王子中町の魅力


地元の人々との出会いを求めて大分県内各地を散歩するコーナー「中華首藤のさんぽちゅ~」。
2025年最後となる今回は、リポーターの中華首藤さんが大分市王子中町へ。100年以上続く鮮魚店と地域に根差したリサイクルショップを訪れました。

 

100年以上続く「久野鮮魚店」で新鮮な魚と手作り惣菜を堪能


まず立ち寄ったのは「久野鮮魚店」。100年以上続く地元で愛されるお店です。
 



店内には鮮魚や刺身はもちろん、テリヤキチキン(350円)やおでん(480円)、ポテトサラダ(180円)などの惣菜が並んでいます。
優しい味わいのホタテシチュー(480円)には、大きなホタテや柔らかく煮込まれた野菜がごろっと入っていて食べ応え満点!
 


酒粕を与えて育てるブランド魚「臼杵酔いブリ」を自家製のタレで味付けした、大分県の郷土料理りゅうきゅうもありました。「脂がのっちょるわ~。醤油の甘さがブリの甘みを引き立てる」と大絶賛の中華さん。鮮度抜群なので歯ごたえがあり、甘辛い味付けで箸が止まりません。
毎週木曜は「お刺身の日」として、普段よりお手頃価格で刺身を提供しています。
笑顔が素敵な優しいご夫婦が出迎えてくれますよ。



運命の出会いがあるかも「リサイクル Q坊」での掘り出し物探し


続いて訪れたのは、春日神社のすぐ近くにある「リサイクル Q坊」。食器や衣類、手作りの小物など1000点ほどの商品を委託販売しているお店です(現在、新規の委託販売は受け付けていません)。
店名の由来について店主に尋ねると、「弟のニックネーム。キューピーさんみたいな髪型をしていたので、キューボー、キューボーって呼ばれていた」とのこと。姉弟の仲がとても良いのですね。


このお店はもともと店主の実家の離れで、地域住民の憩いの場として解放していたところ、次第に不要品や手作り品が集まるようになったのだとか。
どれもお手頃価格で、数百円から。白いコートはなんと1500円です。この値段と「この店では高い方」との店主の言葉に中華さんも驚いていました。

手作りの品には季節の飾りもあり、取材した日には和風のクリスマスツリーや2026年の干支「午」のタペストリーも販売されていました。人気商品とのことで、中華さんは「自分の作品を評価されるのはうれしいですよね」と思わず笑顔に。


今回の「さんぽちゅ~」では、大分市王子中町にある地元に愛される鮮魚店とリサイクルショップを紹介。温かい人情に触れる、ほっこりとした時間となりました。

ゆ~わくワイド スタッフ

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