1カ月近く続く避難生活 被災者の体調は 災害関連死防ぐため災害派遣福祉チーム大分DWATが細かくケア

2025年12月11日 19:40更新

11月18日に大分県大分市佐賀関で発生した大規模火災。仮の住まいに移るための手続きが進められているものの、避難所には現在も53世帯75人が身を寄せています。

 

 

 

高齢の避難者も多い中、体調が悪化しないよう、ケアをしているのが県の災害派遣福祉チーム大分DWATです。

 

 

◆大分DWAT 谷口一徳さん

 

「1か月近く避難生活が続き、疲弊している人もちらほらいる」

 

 

DWATの看護師や介護福祉士たちはこまめな聞き取りなどを行って避難者の健康状態を把握。

 

どういった福祉的な支援が必要かを判断し、専門のチームへとつないでいるということです。

 

 

 

 

◆大分DWAT 谷口一徳さん

 

「体調が悪い人がいれば保健師につなげたり、運動不足で体がなまってきたという人がいればリハビリの依頼をしたりしている。健康管理もそうだが、心を重点的に活動を通してみていきたい」

 

 

 

避難生活が長引く中、県はこうしたDWATによる支援などを行い、災害関連死を防ぐとしています。

 

 

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