「何も残っていない」焼けた家から金庫を運び出す人も 大規模火災規制エリアの立ち入り一時的に許可 大分

2025年12月03日 19:30更新

11月18日に発生した大分県大分市佐賀関の大規模火災について、市は3日から建物が全焼するなどし立ち入りが規制されているエリアについて一時的に立ち入ることができる許可証の発行を始めました。

 

 

 

安全が確認できている場所は市の職員同行で向かうことができます。

 

 

3日午後3時の時点で63人の被災者が自宅の状況を確認したということです。

 

 

◆被災した住民

 

「家の様子は本当になぁ。炎で燃えなければよかったが燃えたばかりに、ぱー」

 

 

◆実家が被災した人

 

「一応、跡形はあったなというだけで場所はわかったので、それだけ。なにか探すかもしれないが多分(何も)ないだろう」

 

 

また、焼けた実家に残されていた「金庫」を運び出し持ち帰る人の姿も見られました。

 

 

 

 

 

◆金庫を運んだ人

 

「町の中に入った時点で全然昔と違うからどこがどこかわからない」

 

(Q貴重品だけ取り出してということですか?)

 

「そうです。あとは何も残っていない」

 

 

市などは現在も道を塞いでいるがれきの撤去作業を進めていて立ち入れるエリアをさらに広げる予定です。

 

 

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