「何も残っていない」焼けた家から金庫を運び出す人も 大規模火災規制エリアの立ち入り一時的に許可 大分
11月18日に発生した大分県大分市佐賀関の大規模火災で、佐賀関には様々な支援物資も寄せられています。
3日は、全国から届いた衣類などの配布会が行われ多くの被災者が訪れていました。
体育館に並べられたたくさんの衣類。
これらは、佐賀関の被災者を支援しようと全国各地の企業や個人などから大分市に寄せられた支援物資です。
これからの季節に必要なセーターやダウンジャケットなどがサイズごとに並べられています。
3日は、多くの被災者が訪れていて思い思いの品を持ち帰っていました。

◆被災者
「何もないからうれしい。本当に感謝します。ありがとうございます。優しいことをされると涙が出る」
「被災者にとっては本当にありがたいこと」
市には、現在も続々と衣類などの支援物資が届いているということですが、今後のがれきの撤去や片付けなどに備え、作業用のズボンや長靴などのニーズが高まっているということです。市は、仕事などで3日参加ができなかった人もいるとして、今後は、週末にもこうした配布会を開催したいとしています。
