【台風15号】5日未明にかけて大雨災害の危険度が急激に高まる恐れ 大分県南部を中心に雨脚が強まる

2025年09月04日 18:30更新

4日未明に発生した台風15号の接近に伴い、大分県内では今夜遅くにかけて線状降水帯が発生する恐れがあります。

 

 

県内は南部を中心に雨脚が強まっています。

 

 

それでは大雨警報が出されている佐伯市から、現在の様子を中継でお伝えします。

 

 

 

◆TOS刀祢優月アナウンサー

 

 

「私は今、佐伯市の元猿海岸の近くにある安全な高台からお伝えしています。現在、雨粒が顔に当たると痛いほど、横殴りの強い雨が降っています。

 

私は1時間ほど前にこちらに到着しましたが、徐々に風と雨が強まっている状況です。

 

そして海岸を見てみますと、高い波が岸壁に打ち付けています。地元の方によりますと、こちらの海は普段は穏やかだそうですが、現在、強風の影響で白波が立っています。1時間前と比べても波の高さが増しているように感じます。

 

佐伯市では今後も引き続き、大雨や高波に注意が必要です。以上、佐伯市の元猿海岸から中継でお伝えしました」

 

 

 

気象台は台風15号の影響で県内では5日未明にかけて線状降水帯が発生し、大雨災害の危険度が急激に高まる恐れがあるとして、厳重な警戒を呼び掛けています。

 

 

台風15号は午後6時時点で宮崎県延岡市の南およそ80キロの地点を、現在1時間に25キロの速さで北へ進んでいるとみられます。

 

 

 

 

 

この影響で県内は大気の状態が非常に不安定となり、4日午後6時時点で土砂災害警戒情報が佐伯市に出ているほか、南部に大雨警報が出ています。

 

 

台風15号は県内には5日未明かけて最も接近する見込みで、今も一部が風速15メートル以上の強風域に入っています。

 

 

5日午後6時までに予想される24時間の降水量は多い所で南部で200ミリ中部180ミリ、北部と西部で120ミリとなっています。

 

 

気象台は5日未明に県内で線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まる恐れがあるとして、土砂災害への厳重な警戒のほか、河川の増水や氾濫などに警戒するよう呼び掛けています。

 

 

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