大分トリニータ片野坂知宏前監督 通算7年半の監督生活を振り返る「本当に最高のチーム」
8月24日、県北エリアで新たに始まる高校サッカーのイベントを紹介します。
このイベントを立ち上げた男性に、開催への思いを聞きました。
2025年の夏、大分のサッカー史に新たな歴史の1ページが刻まれます。
今回初めて開催されるのが「県北クラシコ」。
県北エリアの高校サッカーをけん引してきた、中津東と柳ヶ浦。強豪校同士が今度の日曜日の24日、中津市で特別な一戦に臨みます。
◆イベントを企画した柳ヶ浦高校 山本隼斗監督
「クラシコという名前の意味が、スペインのバルセロナ対レアルマドリードのエル・クラシコ(伝統の一戦)からとっている」
イベントを企画したのは柳ヶ浦高校サッカー部で監督を務める山本隼斗さんです。
高校生の時は中津東でプレーし選手権の県大会では2年連続で得点王に輝きました。
◆イベントを企画した柳ヶ浦高校 山本隼斗監督
「僕らが高校の時から(中津東と柳ヶ浦)の一戦はバチバチで絶対に負けちゃいけないという風に育ったんで、時代が変わってもそこは変わらない」
選手権の県大会では過去には3連覇を達成するなど県内屈指の実力を誇る中津東、宇佐市内の高校で唯一全国大会を経験している柳ヶ浦。
代々受け継がれてきた「負けられない思い」は現役の選手たちにも伝わっています。
◆中津東高校 後藤結俊キャプテン
「絶対負けたくはない」
◆柳ヶ浦高校 緒方惺キャプテン
「多くの人に感謝しながらもしっかり戦っていきたい」
◆イベントを企画した柳ヶ浦高校 山本隼斗監督
「ここが県北クラシコの会場になります」
当日は、試合だけでなくキッチンカーが出店するほか、地元出身のプロサッカー選手のサイン入りユニホームが当たる抽選会も行われるなど、様々な年代の人が楽しめる仕掛けが満載です。
◆イベントを企画した柳ヶ浦高校 山本隼斗監督
「8月25日が始業式で最後の夏のお祭りじゃないですけど最後の思い出になってもらえたら」
ただ、イベントを開催するために必要なのが費用です。
山本さんは知り合いなどを通じて費用を出してくれるスポンサーを募るため各地を奔走しました。
◆イベントを企画した柳ヶ浦高校 山本隼斗監督
「僕がスペインイギリスに行ったことがあって現地では本当にサッカーが文化、生活の中に溶け込んでいた。自分もサッカーで色々な人たちに元気、活力を与えたいとそれを実際にやってみたいと思った」
この日、山本さんはイベントのメインスポンサーの会社を訪れました。
◆イベントを企画した柳ヶ浦高校 山本隼斗監督
「資料が完成しましたのでご確認ください」
これまでに20社からおよそ80万円の資金が集まりました。
◆尾家興産・花畑礼二郎代表
「地元を盛り上げてくれるんであれば出来ることはしたい」
(Qもちろん見に行く予定?)
「開会式でボールを蹴らしていただきます。夜な夜な練習してます」
県北エリアの高校サッカーをけん引してきた両校の新たな歴史がここから始まります。
◆イベントを企画した柳ヶ浦高校 山本隼斗監督
「伝統の一戦のダービーが、地域を盛り上げる1試合になって欲しい」
県北クラシコは、中津市のディーアクトスポーツパーク永添で8月24日に開催されます。