初盆を迎えた家庭 華やかな「御殿灯篭」を墓前で燃やす 伝統行事「精霊送り」 大分・宇佐市 

2025年08月15日 18:30更新

大分県宇佐市長洲地区では15日、お盆の伝統行事精霊送りが行われました。

 

 

華やかな飾りは「御殿灯篭」と呼ばれるものです。

 

 

 

この灯籠を初盆を迎えた家庭が墓の前まで運び燃やすことで故人の霊を見送る「精霊送り」は、国の選択無形民俗文化財に指定されています。

 

 

こちらの元永さんの家庭では2025年1月に亡くなった父、久義さんのために御殿灯篭を準備しました。

 

 

 

 

 

◆長男・元永久治さん

 

「父は親族で集まってにぎやかにするのが大好きで、 長洲の文化を大切にしていたので、このように盛大に文化を受け継ぎ送り出せるのが嬉しい」

 

 

家族をつなぐ伝統が2025年も受け継がれています。

 

 

最新のニュース