高橋英樹(81)2年半ぶり時代劇「日本人の心とロマン盛りだくさん」神尾楓珠主演の「はぐれ鴉」で老公役

2025年07月11日 07:00更新

高橋英樹、2年半ぶりの時代劇出演 「はぐれ鴉」で老公役

 

「日本人の心とロマンが非常に盛りだくさんに詰められているのが時代劇」と語るのは、約2年半ぶりに時代劇に出演する俳優・高橋英樹さん。江戸時代の豊後国(現在の大分県)・竹田を舞台にした時代劇ドラマ「はぐれ鴉」で老公「仲川清勝」を演じる。

 

 

 

"はぐれ鴉"の世界で魅せる重厚演技

 

京都の東映撮影所での撮影に臨んだ高橋さん。その場で披露された声の通った演技に、関係者も聞きほれる。撮影後には東映俳優部のメンバーが高橋さんを囲み、和やかな雰囲気に。

 

 

「全員何百回も(時代劇の芝居で)切っているやつ(笑)」と冗談を交わす高橋さんに、峰蘭太郎さんも「ずいぶん切られました(笑)」と応じる場面も。

 

 

 

高橋英樹が語る時代劇への思い

 

時代劇出演について高橋さんは「(時代劇は)2年半ぶりかな」と振り返り、その魅力をこう語った。

 

 

「日本人の心と言いますかロマンと言いますか、それが非常に盛りだくさんに詰められているのが時代劇。ですから時代劇というと、より美しくより楽しくよりカッコよくより強くみたいな部分があります。それが演じている者にとってみるととても楽しいんですよね。その楽しさをぜひお客様にも味わっていただきたいと思っています」

 

 

 

復讐と謎が交錯するストーリー、錚々たる出演陣と複雑な人間模様

 

「はぐれ鴉」は単なる復讐劇ではない。主人公の山川才次郎(神尾楓珠)は幼い頃、父親をはじめ一族郎党を殺害された過去を持つ。その仇が叔父の玉田巧佐衛門(椎名桔平)だ。事件から14年後、才次郎は復讐を胸に誓い、正体を隠して竹田藩の剣術指南役として戻ってくる。

 

 

仇役の巧佐衛門=はぐれ鴉がなぜ作品タイトルなのか。そこがこのドラマの妙味の1つになっている。

 

 

山本千尋さん演じる巧佐衛門の娘「英里」は"竹田小町"と呼ばれ、剣術が得意。物語が進むにつれ才次郎と惹かれ合う。また財前直見さん演じる庄屋の女主人「由美」は巧佐衛門を慕っている。

 

 

謎解きミステリー、恋愛要素、そして人間ドラマと見どころ満載の内容となっている。

 

 

最新のニュース