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藤井聡太七冠が防衛に王手をかけて戦う将棋の名人戦が17日から大分県宇佐市で始まります。
注目の一戦を前に16日は両棋士が対局の舞台となる宇佐神宮を参拝したほか、会場の環境などを確認する「検分」に臨みました。
対局の舞台となるのは、2025年創建1300年を迎えた宇佐神宮です。
現在3連勝中の藤井聡太七冠が、防衛をかけて挑む注目の名人戦第4局。
17日から始まるのを前に16日午後、藤井七冠と挑戦者の永瀬拓矢九段が、宇佐神宮を参拝しました。
その後の関係者との記念撮影ではリラックスした表情も見せていました。
参拝後には、対局会場となる「勅使斎館」へ。
当日使う駒を選んだり会場の室温や照明などの環境を確認する「検分」に臨みました。
対局会場となるこの場所は、10月に予定されている天皇陛下の使いが供え物を奉納する10年に1度の「勅祭」でも使われる普段は入ることができない貴重な場所だということです。
緊迫した雰囲気の中、2人は駒の手触りなどを確かめていました。
藤井聡太七冠が4連勝で防衛を決めるのか、永瀬拓矢九段が巻き返しを見せるのか。注目の対局は17日午前9時からです。
また、この後、午後6時30分からは、前夜祭が始まり、両棋士の決意表明などが行われます。
宇佐神宮の境内にある会場前から中継です。
◆TOS甲斐菜々子記者
私は宇佐市の宇佐神宮に来ています。
いよいよ17日から始まる名人戦を前にこちらの参集殿ではこのあと午後6時半から前夜祭が行われます。
この前夜祭では藤井聡太七冠と永瀬拓矢九段が登場し、対局の決意表明を行う予定です。
会場には関係者や報道陣だけでなく、将棋ファン100人が参加することになっています。
そして17日対局が行われるのがこの参集殿の向かいにある勅使斎館です。
ここまで3連勝している藤井名人が勝って防衛を決めるのか永瀬九段がここから巻き返すのか、熱い戦いが繰り広げられるのが楽しみです。